子育てコラム

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留守番

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ダッドウェイスタッフがリレーする育児コラム。
3人目は、エハラが担当です!


あいよっ、行っといで。


ある休日、嫁ッコと娘っ子の我が家の女性陣2人は美容院へ行く事に。
残されたのはぁ、2歳になったばかりの小僧と親父。

野郎2人は留守番だってぇんで、そいじゃあ男同士、羽を伸ばそうじゃねぇか、
ってなる予定が、なかなか物事そう上手く行くもんじゃぁない。

この甘えん坊ときたら、母ちゃんが居なくなったのが分かるってぇと、
とたんに寂しくなっちまって、玄関まで行って、びぃーびぃー泣きやがる。

まぁ、小僧としちゃぁ、普段姉ちゃんが幼稚園行ってる間だって、
年中母ちゃんと一緒だもんな。まぁ年齢的にも仕様がねぇか。

おしっ、だったら一丁、その寂しさを上回る、いつもと違ったワクワク感を
味わせてやっか。


「うおぉぉらぁ」

ってんで、小僧の体を高く持ち上げては急降下。

「母ちゃん達はぁぁぁ」

グルングルン

「髪の毛チョッキンだぁぁぁ」

くるっくるっ

親父の肩やら胸やら腰周りを、小僧の体ごと色んな角度でブンまわす。

寝転んで「飛行機」しちゃあ、そのまま足で小僧の体をコントロール。
終いにゃぁ、そのまんまポイっとソファーに放ん投げる。

座っておんぶをすると思いきや、そのまま縦投げ一本背負いでグルン。

時にはゴンッと頭をぶつけ、ビシバシ手足をぶつけながらも、小僧ときたら奇声をあげながら

「あははは」

「きゃっきゃ」

「もっかい、もっかい」

どうでぇ?
普段母ちゃんと一緒の時ぁ、こんなダイナミック&アクロバティックな事ぁしねぇだろう?


いつもと一味違った「親父とならでは」の遊び方、こいつも一種の「ダッドウェイ」か。

散々遊んで、お互い疲れて眠くなってきた頃、玄関が「ガチャガチャ」。

おっ、ようやく帰ぇってきたぜ。
よし、今度ぁお前ぇがもう少しでかくなったら、関節技教えてやるからな。楽しみにしとけよ。
後ぁ、このタンコブと青タン、母ちゃんにゃ内緒だぞ。いちいちうるせぇからな。
それからな、2人が部屋に入ってきたら必ずこう言ってやんだ。見てな。

「ただいまー。」

「おっ、いいねぇーその髪型。」

2008年09月10日

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『ダッドウェイ』の実践

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さてさて、ダッドウェイスタッフがリレーする育児コラム。
二人目は私ケンモツが担当します。

ダッドウェイに入社してちょうど1年、
入社と時をほぼ同じにして生まれた息子ももうすぐ1歳になり
公私共に『ダッドウェイ』を実践すべく日々がんばってる父ちゃんです。

実は先週末から妻と息子が妻の実家に帰ってしまいました・・・
って深刻な事情ではなく、子供が生まれてから数ヶ月に1回の割合で里帰りをし
自分の休息&祖父母孝行に行ってるって具合です。

二人を送り届け、梅雨の雨音以外静かになってしまった我が家にて
良くも悪くも一人ですから「さーて、何しますか」とあれこれ考えをめぐらせます。
が、昨日の洗濯物と今朝の洗濯物が、半乾きのまま部屋干ししてあったのを思い出し
先ずは乾燥機で一気に乾かしちゃおうと近所のコインランドリーへ。

30分の乾燥時間が終わり再び訪れます。
出発前の洗濯物なので、内訳は私と妻と子供の3人×2日分
乾燥機から取り出し、暖かいうちに畳んでしまえばシワがつきにくい!
そして種類別に畳んでおけば後でしまうのが楽々!
(↑↑↑意外と重要)
と、いうことで量も量だしせっせと洗濯物を畳みます。

しばらくして小気味よく動く手とは裏腹に、心に寂しさがどっと押し寄せます。

普段子供の着替えをさせますし、
もちろん毎日接しているので、慣れているはずが
あらためて手に取ると、なんて小さいんだお前の服は。
精一杯遊び、泣き、食べ、そして寝て、父ちゃん母ちゃんがびっくりするくらい
成長を見せてくれているお前だけど、まだこーんなに小さいんだな。

最近では母親の風格もばっちりで、(ちょっと怖いときもあるけれど)
逞しい女性になったなぁ、なんて思っていたけど
俺の洋服と比べると、二回りは小さいのな。

寂しいなんて思った俺のバカバカ。寂しいなんていってられないでしょ。
この二人を、家族を、おまえが守らなきゃいけない。
ぜーったい幸せにしなきゃいけない。
だろ?
強く強く心に誓ったそんな夕刻のコインランドリー、
30分300円で大人になりました。

その後、普段は買ってもらえないだろう刺し盛を肴に、大吟醸で(以下省略)

教訓その1: 全国の父親諸君、洗濯をし、そして畳みなさい!!父親道はそこから
始まるのだ。

2008年06月24日

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お父ちゃんは意気地(ikuji)アリ!

Vol .1 カンガルーケアをカンガえる

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会社では広報を担当しています。

4月に娘が生まれて1ヶ月とちょっと。

“お父さんの子育て”のダッドウェイですから、私生活の育児もコーホーしてしまえ、ということで書きはじめました。


不惑の40歳が、はじめて授かった子どもマユコの成長とともに、実感する父親の育児をつづってみようと思います。

立会い出産は、出生の瞬間がクライマックスだった。
マユコの泣き声は今でも耳に残っている。
やがて助産士さんから突然告げられる「お父さん、シャツを胸元まであげてください!」。
いわれるままに抱かされたのは、もぞもぞと動く、これはわが子か?ムスメか?赤黒い生き物か?・・・。
出産のプロセスを立会ったのは、楽しい体験だった。
陣痛の間隔を計測したり、体をさすったり、呼吸法のリードやうちわであおぐなど懸命にがんばる奥さんの伴走者として、出産体験を共有することは面白いことだった。
そしてそのご褒美のように、出生直後のわが娘を胸にだくチャンスを得ることができた。
世に言う、カンガルーケアだ。
この病院では、「パパも希望」と出していれば、そのお鉢がまわってくる。
でもかなり唐突、なったばかりのお父ちゃんはさすがにたじろぐ。「え〜シャツまくるって、僕、1日ずっとシャワー浴びてませんよ」。
それでも気にもとめず、助産士さんは「はいよ」とわが子をどすんと胸元にたくした。分娩室入るのに、手の消毒や外来者を受け付けないなど、衛生面に気をつかっているようで、こういうところは頓着がないのだ。
微かに動く、3076gのマユコ。
2〜30分ほどじっと、そのぬくもりを全身で感じた。

逆転の発想が世界に広がる。

この「カンガルーケア」は、育児書によれば、1979年、南米コロンビアの病院から始められたようだ。
なんとその理由が低出生体重児対策の「スタッフ・保育器不足を補うため」というからすごい。
それを小児科医師が世界に紹介、今では先進各国の NICU(新生児集中治療室)に取り入れられている。
06年に紀子さまも愛育病院でカンガルーケアを体験して話題になった。
なぜ、これだけ広まったのだろう。
それまで保育器の中で育てることがベターとされていた低出生体重児。
しかし、病院の窮状は新しい発想を産んだ。
出生直後の赤ちゃんを自分の体で包み、おっぱいを与えているアフリカの奥地の人々をモデルに、自然の営みにまかせてみようよ!ということになった。
おもしろい医者がいるものだ。
この逆転のアイデアが結果をもたらす。
体温低下に効果が認められ、新生児の生存率は劇的にあがり、親の養育放棄が減ったと報告された。裸の胸をあわせる姿がカンガルーの親子を連想させ、親子の絆をふかめるコミュニケーションの第1歩として、その名とともに世界に広まったのだ。
だから、あの助産士さんは汗臭いお父ちゃんの体に「はいよ」と新生児を預けることができたのだろうか。

今から思うと、なに食わぬ感じの助産士さんには、アフリカの野生が漂っていたなぁ。
ともかく出生直後の1時間、赤ちゃんは目を開けて覚醒しているという。
赤黒い野生児マユコはおっぱいをもとめて、汗臭い僕の乳首を、ウシウシとまさぐっていた。

大きくなってこの話をしたら、親子のキズナというより年頃の娘の、心のキズになってしまうかな・・・

2008年06月06日

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Vol.2 ひだまりのなかで

のびのびひなたぼっこ

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秋の暖かい陽射しがリビングに入る午後、ゆっこママは大きなオレンジ色のバスタオルを広げます。生まれたばかりの紗也子のひなたぼっこは、まだお部屋の中。風がない日は窓を開けます。
 暑いくらいのお日様の光を浴びて、親子とものんびり。
“あかちゃんたいそう、いちにっ、いちにっ”
 ゆっこママはアドリブでふしを付けて、歌いながらゆっくり手足をのびのびさせます。手をぐっーーと伸ばしてあげると、うーーーんと気持ちいいお顔。
 
のんびりひなたぼっことはいえ、新米ゆっこママは、裸ん坊紗也子の身体をしっかりチェック。初めての時って、ちょっとした湿疹や、ひっかき傷に大あわてです。そんな時、近所の先輩ママや同じ新米ママたちから、
「そうそう。うちもそうだよ。ちょっと様子をみてみたら?」なんて言われると、なあんだ、心配するほどのことでもないのよねーと、気持ちがだいぶ軽くなります。
 ちょっとかったるくなったら、ゆっこママも一緒にごろごろごろごろ…

 ほんわかやさしい空気は、幸せです。


大の字ひなたぼっこ


春の暖かい日のことです。2歳になった雄也とゆっこママは、ご近所のお仲間たちとのんびり遊んでいました。たまたま、近い年ごろの子どもたちが7,8人もいます。子育てをする環境としてはとっても恵まれていたと思います。そのうち2軒のお宅を、親子ともども行ったり来たり、自由に楽しんでいました。
 ところが、ある日のこと。ママたちとついついおしゃべりに夢中になっていたら…あれっ?さっきまで近くにいた雄也の気配がありません。その辺にいると思って安心していたから、気づかなかったのかも。子どもたちに聞いても「知らないよぉ?」。
“大変だ!”
 3人のママたちにも手伝ってもらって大捜索開始です。おじゃましていたお宅の1Fから2Fまで、くまなく探しましたがどこにもいません。どうしよう!
とにかく一旦家に戻ってみないといけません。ゆっこママは急いできびすを返しました。大人の足で2分の近さ、でもどれだけ遠くに感じたことか。ところが…、
 あれれ?わが家の玄関が大きく開いたままになっています。そこには暖かいお日様の光がたっぷり入って、なんと雄也は玄関をあがったじゅうたんの上に、大の字ですやすやすや…なんとも気持ちよさそうな顔で眠っています。
 よかったぁという気持ちと共に、ゆっこママの張りつめていた気持ちはふにゃふにゃに溶けていきました。

 空気が、また優しく流れはじめました。

2007年03月09日

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vol.1素敵な手当て

おやすみなさいのおまじない・・・ねんね編


わが家に小さな天使・紗也子がやってきたのは、長く暑い夏のあと、ちょっと涼しくなってきた秋のことでした。
 慣れない土地でのはじめての出産で、新米母さんのゆっこママは、あたふた、どたばたの毎日です。生まれてから少したち、お昼寝の時間がなんとなくできてきました。ゆっこママは当然、音を立てないようにとけっこう神経質になりました。眠り始めの時って、ちょっとのことですぐ起きてしまう・・・今から思うと親がぴりぴりしていたのかなと思います。
 ところが ある日、おでこをさわっていたら、彼女はすーっと眠り始めました。
 あれれ?不思議です。今まで寝かしつけようと、あれこれ一生懸命でしたが、最後の一手がなかなか見つからず、悪戦苦闘の毎日でしたから。まるで吸い込まれるように眠りはじめ、すっかりいい気持ちのお顔の紗也子です。その顔を見ているゆっこママもすっかりいい気持ち。それからは、おでこをゆっくり撫でていると眠ってしまうので、ゆっこママにとってはおやすみなさいのおまじないになりました。
 もちろん、新米パパのとりさんにも伝授して、とりさんも上手におでこを撫でて寝かしつけてくれました。



保健婦さん魔法の手・・・おっぱい編


わが家にとっての2番目の天使・雄也も、秋にやってきました。
 赤ちゃんは母乳で育てようと、意気込んでいたゆっこママでしたが、トラブル発生です。ある日、ぱんぱんに張っているおっぱいの上の部分が痛いのです。そして、その痛む部分はまるで生きもののよう。おっぱいを一周するかのように移動します。
 どうしよう!なんとかならないのかな? まずは保健所に聞いてみよう。
 電話では、とってもやさしい声の保健婦さんが出てくれました。事情を話すと、近所におばあちゃん保健婦さんだけれど、上手な方がいるから連絡してみたらと教えてくれました。電話すると、なんと往診してくれるとのこと。
 びっくりしました。まさか来てくれるなんて思ってもいなかったからです。ご主人さんと上のお子さんも一緒にいる日にしましょうと快く応じてくれました。
 そして当日。
 まずはお布団を敷いて、お父さんもお姉ちゃんも回りに座ってねと言われ、二人は神妙なお顔です。正直、母乳マッサージにあまり期待していませんでした。初産の時、産院で看護婦さんがやってくれたのですが、申し訳ないけれど、痛くて痛くて我慢の連続でしたから。
 でもこの日のおばあちゃんの手は違ったのです。
 魔法にかかったような気持ちとはこういうことでしょうか。やさしくやさしくマッサージしてもらっているうちに、シュー、シューとおっぱいの噴水です。
 “おっぱいには5本の腺があってね。ほーら全部開いたね”と保健婦さん。
 とっても幸せな気分です。
 保健婦さんの魔法の手とやさしいことばは、ゆっこママの心と身体をすっかり元気にしてくれました。


        *   *   *   *   *   *   *   *   *


赤ちゃんって親の気持ちに、とっても敏感ですよね。“寝てよ、お願いだから寝てくれないかな?”と思っているうちはなかなか寝てくれないですね。
 “一緒にごろごろしちゃおう”くらいの気持ちで、“よしよし、いい子ね”って言いながら手を当てていると、やさしくてやわらかい空気が流れるのでしょう。
 保健婦さんのやさしい手当てに救われたゆっこママは、赤ちゃんに対する気持ちもすっかりまあるくなって、新米パパとの関係もまあるくなったのでした。(ゆ)

2006年11月22日

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